活動の概要

国際忍者研究センターでは、忍者研究の拠点たるべく、忍者学関係の史資料情報の収集に努めている。その一環として、全国忍者情報プロジェクト（略称「忍プロ」）という企画を開始した。全国の教育委員会・博物館・研究機関等800箇所に、忍者学関係の史資料の所在についてのアンケートを送付する、という計画である（実施、８月17日）。これによって、効率的な収集をはかることができると思われる。全国各地からセンターに返答が寄せられつつある。これらはやがてデーターにする予定で、一般公開も予定している。なお、この企画はセンターが存在する限り永久に継続する予定である。

活動の成果

今後全国的に忍者文化研究を展開するために、その基礎資料となる忍者関連史料についてまとめることが重要である。これらの史料をデータベース化し、今後の研究の発展に役立てることができる。

また、この企画は７月26日の三重大学定例記者会見において報告し、各新聞やテレビ局を通じて公開された。