三重大学

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活動概要伊賀サテライト

伊賀市上高尾地区活性化サポート

年間を通じて適宜活動 
代表者/大原興太郎

地域貢献活動

活動の概要

 平成24年に上高尾の集会所において 「生き生きとした生活を送る秘訣はあるか」というテーマで講演会をして以来、折に触れて上高尾地区の活性化に、現商工労働課長の小林康志氏とともに関与している。今年度はこれまでの上高尾地区の活性化から地域活性化のヒントを抽出すべく検討を進めた。また、その過程で、ふるさとづくり上高尾の会の事務局長である谷浦清孝氏から詳しい活動の過程をお聞きし、また活性化に関する相談も受けた。組織が持続するには絶えず新しいチャレンジが必要であり、さまざまな組織との交流の継続は大事であること、特に地域としても新しい参加者が少しずつでも増え、参加する中で自分たちの取り組みが人に喜んでもらえ、自分たちの生きがいにもつながっているところが重要ではないかとコメントさせてもらった。

活動の成果

地域活性化にとって重要なことは、谷浦氏のような活動の中心人物が存在するかどうかであるが、様々な都市農村交流の中からお互いの学びがあり、絶えず新しいチャレンジが続いているところが活性化活動が持続している要点だと思われる。持続的な取り組みの中で、主婦層の参加が増えたり、これまで積極的でなかった人が参加するようになったりしている。現地調査に訪れた6月9日は北伊勢信用金庫のメンバーが藁灰こんにゃくづくりの体験をされていたが、人口が減っていく過疎地であってもそこに住んでいる人たちが、自分たちの持てる知識や技術を交流を通して共有することで、自分たちの生きがいを育てていることがとりわけ重要だと思われる。