三重大学

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活動概要東紀州サテライト

熊野サミット2017の共催

平成29年10月28日~10月29日 
代表者/山本康介・坂本竜彦

地域貢献活動

活動の概要

 熊野地域では、様々な大学や学生団体が個々に地域に入って活動をしており、年間のべ400人以上の学生・院生・研究者などが熊野地域に来ている。一方、これまでは相互交流はなく、相互理解と情報交換を目的として2016年に熊野地域で活動している7つの大学・学生団体(三重大、早稲田大、京都大、近畿大、相模女子大、全国学生ボランティア団体IVUSAなど)、地域の人々などが一堂に会し、初めて「熊野地域で活動する大学の合同活動報告会(熊野サミット2016)」を開催した。この熊野サミット2016をきっかけとして、「熊野地域を元気にしよう」という目的を同じくする個人・団体の情報交換と横断的な連携がゆるやかに始まっている。「熊野サミット2017」はこれに続くもので、今年度は三重大関係者(坂本竜彦教授、山本康介東紀州サテライト研究員)が事務局として参加し、東紀州サテライトが共催する形で実施した(10/28-29)。

活動の成果

 熊野地域では若者の流出が続いており社会問題のひとつとなっており、本プロジェクトは、この問題に関して地域住民とともに具体的な解決策を見出していく試みである。平成29年10月~平成30年3月には、熊野地域の若者、紀南高校、木本高校、尾鷲高校を対象とした約1000通におよぶアンケートを実施し、具体的な地域住民とのディスカッションの場としての「熊野サミット2017」において前述のアンケート結果等を反映したパネルディスカッションを行なった。3月から4月かけて、協力高校への報告と来年度の参加に関する協議を行う予定である(継続中)。