活動の概要

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」にも掲げられた社会的課題に対し、大学研究者と住宅関連業界の知見を持ち寄ることで、ビジネスの手法を活用した解決策を探ることを目標とした研究会です。

北勢地域を中心とする住宅産業関連の経営者・ビジネスパーソンをメンバーとして、定期的に研究会を開催しています。ただし、2021年度は新型コロナの感染拡大により度々研究会が中止・延期を余儀なくされた結果、2回のみの開催となりました。

活動の成果

各研究会では以下のようなテーマを取り上げました。

第1回　研究会メンバーによる最近の事業・取り組みについて

　　　　（ライフサポート有限会社／株式会社リョーケン）

第2回　日本の都市計画の現代的課題について

　　　　テキスト：『これからの日本に都市計画は必要ですか』

　　　　野澤千絵「コンパクトシティは暮らしやすい街になりますか」

 

限られた研究会の機会でしたが、第１回では360度カメラを活用したバーチャルツアーの作成など、コロナ禍に対応した不動産業界の先進的な取り組みを共有することができました。

また、第2回では共通のテキストにもとづき、現代の日本の都市計画の課題について討論を行いました。それぞれの業界の立場からさまざまな意見が出され、有意義な研究会となりました。