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1)のろし場の調査研究、山城の訪城、危険場所の確認 のろし場関係:大明神山調査、明瞭なのろし場は確認できなかったが見晴らしを確認、位置的には情報伝達の好点であることがわかった。
山城関係:鵯城跡調査、忍坊寺跡調査、大河内城跡南郭、丸山城跡調査 大河内城跡南郭は伊勢自動車道の建設で分断されてはいるものの、人工的な削平地あるいは堀切が存在することを確認した。丸山城跡(伊賀)は登城ルート以外は荒れていた。織田方が作った城にしては完成度がやや低く、堀切が少なかった
NHK放送番組の資料作りで大峯山(伊賀)ののろし場調査 4年前に比べると、手前の重機で破壊されたのろし場部分の確認が難しく成ってきた。あわせて1基と2基めの穴の深さがやや浅く成った感があった。
2)白米城跡からののろし上げ(2月4日実施)と啓発活動 恒例になっている白米城跡からの発煙筒に寄るのろし上げを実施した。当日は好天に恵まれたが風向が最悪で、松阪方面からの確認は極めて難しかった。その反面、嬉野側からは煙のたなびく状況が確認された。阿坂、中原、松江、米の庄、伊勢寺、大河内と松尾小学校で観測を試みたが伊勢寺、松尾、大河内と阿坂のみ確認が可能であった。今後は、煙に色を付ける、場所の移動、時期の変更を考えることになった。
3) 小学校への郷土学習の出前授業でのろしの学習 松江はコロナか禍のために資料提供のみ、松尾と伊勢寺小学校では対面で実施した。対象が6年生の事もあり、メモを取っていることが印象的だった。
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