活動の概要

　R02から小学校に正式導入されたプログラミングについて、今年は初年度のこともあり伊賀市教育委員会とも連携、５～６校を対象に、4年から6年生を対象に授業を実施、教科担任のスキル向上に資する。指導要領のAに沿って4年生＝音楽、5年生＝正多角形の画描と倍数の計算、6年生＝計測と制御（センサー体験）を実施する。一部は中学校とも連携、津と松阪でIchigoJamをつかった技術・家庭科の支援も実施している（今年で4年目）

活動の成果

　当初は伊賀を中心に活動したが、居住している松阪市、名張市や隣接する山添村（奈良）からも要請があって授業は好評を得ている。子供たちの感想文をみると彼らなりの発見があり、scratchで作曲ができるとは思わなかった、コンピュータアートは面白い理科と算数が関係しているとはびっくりしたなどの反応があった。特に③は重要な発見で、教科書には触れられていないが、不等式学習の意義を知るうえで重要な機会を提供できたと思っている。また担任からの評価も高かった。

　なお、少人数のクラスでは中学の学習も先取りして、信号機つくり、センサー体験まで踏み込み、“身近な装置にプログラミング”が組み込まれていることを紹介、高学年では理解が深まった。

 

実施学校

友生小学校、西柘植小学校、依那古小学校、阿山小学校：伊賀

箕曲小学校：名張

豊地小学校、豊田小学校、大河内小学校：松阪　

三重中学：松阪