三重大学

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活動概要伊賀サテライト

国際忍者学会第2回大会・巡検、第1回研究会の開催

平成30年9月8日~12月22日 
代表者/髙尾善希

地域貢献活動

活動の概要

国際忍者研究センターが共催する第2回国際忍者学会大会が、9月8日に、佐賀県嬉野市公会堂で開催された。まず学会総会があり、次いで学会大会を開き、基調講演の後、4件の研究発表があった。参加者は約80名であった。9日には、忍者関連史跡をめぐる巡検が行われた。8日大会のプログラムは以下の通り。

【基調講演】深川直也氏(佐賀戦国研究会)「佐賀藩における忍者」・【幕末の忍者】清川繁人氏(青森大学)「弘前藩-藩の命運忍びに託す-」・橋本博氏(合志マンガミュージアム)「忍者マンガにおける幕末期の位置付けと課題ー新感覚忍者マンガ「シノビノ」の実験的試み-」【自由発表】稲本紀佳氏(大阪大学大学院生)「忍者と黒装束の融合‐近世演劇を手掛かりに‐」・吉丸雄哉氏(三重大学)「海外テーブルトークロールプレイングゲームにみる忍者受容」。

また、12月22日に立正大学・品川キャンパスにおいて、国際忍者学会の第1回研究会を開催した。忍者に関する3件の研究発表があり、活発な質疑応答がなされた。

活動の成果

国際忍者学会は2018年2月に設立されたばかりであり、その第2回大会を開催することにより、学術的な裏付けをもつ忍者研究を着実に前進・発展させることができた。
各地域から参加した多くの参加者間で情報交換も行われたことで、地域づくりへ寄与することも期待できる。

研究会の実施により、国際忍者研究センターに事務局を置く国際忍者学会の活動を着実に進めることができ、忍者研究を活発化させることができた。多くの研究者が集い、忍者研究に関する情報交換がなされた。