三重大学

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活動概要伊賀サテライト

忍者の火器・火術

年間を通じて 
代表者/荒木利芳、紀平征希

地域貢献活動

活動の概要

伊賀研究拠点では平成26-27年度に「忍者 “Ninja”の知恵を活かした人にやさしい循環型社会の構築」の事業が実施され、我々は忍者の様々な忍術を科学的に解明することに取り組んできた。平成30年度は伊賀研究拠点の事業としては忍者に関する調査研究は大きく縮小されたが、本年度もいくつかのテレビ局や新聞社から取材の申し込みがあった。

活動の成果

■テレビ
① 日本テレビの“所さんの目がテン”の撮影がイシバシ工業採石場で行われた。テーマは「無敵海賊・村上海賊の謎」でその時使用された手榴弾である「焙烙火箭」の再現実験を萬川集海をもとに伊藤煙火工業会長の伊藤氏のご協力得て行い、7月1日に放映された。
② BS11の“歴史捜査班”の撮影では伊賀研究拠点とイシバシ採石場で、雨松明と焙烙火箭の再現実験を行い、これらは11月5日に「忍者学で学ぶ服部半蔵編」で放映された。
③ NHK国際放送のNinja truth ではイシバシ採石場で焙烙火箭と大国火箭の撮影が行われた。焙烙火箭ではは被せた木箱やモルタルなどが爆発で吹き飛ぶ様子が、大国火箭では前方と後方に火薬を詰めた筒を付けた大国火箭が白煙を吐きながらすごいスピードで飛んで行く様子が観察された。これらは2019年1月16日の「Ninja Fire Arts」で放映された。
④ 日本テレビの“所さんの目がテン”で雨松明(水火炬と義経火炬)の撮影が伊賀研究拠点で行われ、3月3日に「忍者の生活」で放映された。

■新聞
読売新聞連載の“三重大発!忍び学でござる”に忍者の火器関連の記事が4回掲載された。第2回:焙烙火箭(伊賀版掲載日2018年6月10日、三重版6月13日)、第3回:取火方(8月19日、22日)、第4回:大国火箭その1(11月18日、21日)、第5回:大国火箭その2(2019年2月24日、27日)。

■講演会
2019年3月17日に日本煙火協会三和会主催の「煙火製造保安教育講習会」で「忍者と火薬」という演題で三重県総合文化センターで講演した。