活動の概要

人文学部「三重の文化と社会研究センター」と人文社会科学研究科の主催により地域研究フォーラム（研究成果報告会）を開催しました。人文学部の院生および学生が、度会町を中心とする伊勢志摩エリアを対象として4月以降行ってきた地域調査・研究の成果を、調査にご協力いただいた関係者や町民の前で発表しました。

活動の成果

コロナ禍で現地開催が困難となり、人文学部の会議室と度会町会場とを中継してのオンライン開催となりましたが、当日は発表者を含めて39名の参加がありました。藤田伸也研究科長、度会町副町長の西岡一義氏のご挨拶ののち、産業経済論ゼミに所属する学部学生 11 名と大学院生 6 名が研究発表を行い、質疑応答が行われました。オンラインでの発表と質疑応答には不自由な点もありましたが、各研究発表に対して現地およびオンライン参加者から感想や質問、助言等が寄せられ、充実した報告会となりました。

なお、当日の発表テーマは以下の通りです。

・度会町における茶産業の活性化の課題

・度会町の買い物支援事業に関する現状及び問題点―業者側から考える

・度会町における高齢者の食品摂取の多様性と移動手段に関する考察

・度会町における仕事と介護の両立について

・志摩市におけるSDGsの取組みについて―和具地区の伊勢えび共同操業の事例をもとに

・鳥羽市離島へのCOVID-19感染拡大防止と行政の対応について