三重大学

文字サイズ
  • 白黒反転
  • テキスト表示

活動概要伊勢志摩サテライト

アコヤガイの黒変病対策研究の推進(志摩市内企業との競争的資金等獲得にむけて)

平成29年7月~平成30年2月 
代表者/古丸 明 執筆/上井大輔 産学連携コーディネーター(株式会社三重ティーエルオー)

中小企業との共同研究

活動の概要

近年広がりつつあるアコヤガイの新たな疾病「黒変病」対策を研究するために、若狭大月真珠養殖(株)(志摩市)、三重大学、富山大学等の研究コンソーシアムで競争的研究資金の獲得を目指している。三重大学は大学院生物資源学研究科古丸明教授が研究を担当する。平成28年度には農林水産省の研究支援事業に採択され、病原細菌を特定した。平成29年度は、新たな競争的資金または志摩市への企業版ふるさと納税制度等で研究費の獲得を目指した。平成29年8月に一般社団法人日本真珠振興会会長である若狭大月真珠養殖(株)社長らと面談し、アコヤガイ黒変病の実態をプレゼン、研究への協力を求めた。平成30年2月に農林水産省研究助成事業への申請を行ったが、結果は不採択となった。また企業版ふるさと納税制度の活用に関しては、現在のところ企業からの協力が得られていない。