三重大学

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活動概要伊勢志摩サテライト

アコヤガイ真珠「濁り珠」の要因解明に関する研究(若狭大月真珠との研究)

年間を通じて 
代表者/古丸明

中小企業との共同研究

活動の概要

アコヤガイ 真珠養殖業において、現在濁り珠と呼ばれる色がやや茶褐色を帯びた真珠が多く収穫されることがあり、産業上の問題となっている。濁り珠は商品価値が低く、かつ加工でも色が抜けないとされている。この取り組みでは、この「濁り珠」が生じる要因解明の一環として、濁り珠と正常な真珠の微細構造を比較し、濁りが生じるメカニズムを解明することとした。

活動の成果

今回の調査研究により、以下のことが判明した。

濁り珠においては、核の上に不規則な構造が分厚く形成されており、正常な真珠では著しくこの層が薄かった。この真珠核の上に形成された不規則な構造は、正常な真珠の薄層構造とは全く電子顕微鏡の像が異なっていた。この層が形成された後に、正常な薄層構造を持った真珠が形成されていた。そう核時のアコヤガイ の生理状態あるいは、挿核時の水温等によりこの構造が形成されると判断された。