三重大学

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活動概要伊勢志摩サテライト

志摩市志摩町越賀郷蔵文書調査

平成29年3月 
代表者/塚本明

市町とのプロジェクト

活動の概要

人文学部学生・院生8名を引率し、志摩市志摩町越賀の郷蔵の古文書調査を行った。争論文書等を中心に100点弱の文書について、詳細な内容を記録した調書を取った。志摩市教育委員会、志摩市歴史民俗資料館、志摩市文化財調査委員の関係者も参加し、次年度以降の文化財指定に向けての調査作業について相談した。

活動の成果

越賀郷蔵文書は、近世から近代に掛けての海女漁業に関する文書を豊富に含み、志摩地域随一の貴重な史料群である。志摩市は当該文書群を文化財指定する方向で検討している。だが、専門的な知見を持つ人材がいないため、以前から塚本が相談を受けていた。
今回は、100点弱の文書について詳細調書を取ると共に、全体の調査方針を検討した。この準備調査を受け、次年度以降に本格的な調査を行う予定である。