三重大学

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活動概要伊勢志摩サテライト

海女関係アーカイブ・データベースの構築及び活用事業

 
代表者/

地域貢献活動

活動の概要

昭和期を中心とする海女に関する画像フィルムをアルバム56冊分、スライドをファイル20冊分と、映像フィルム10本ほどをデジタル化した。写真フィルム2000点弱については、新たにキャプションを付した。写真画像の分析を進め、その成果の一部を志摩市大王町波切にて、海の博物館との共催で実施した「丘端の記憶―波切の暮らし写真展」で公開し、同時に住民の方々からの聞き取りや各家で所蔵される古写真・資料やそれに関する情報の収集を行った。

活動の成果

波切での写真展およびワークショップは志摩市大王支所、波切自治会、(一社)じゃまテラスなど地元との連携のもと実現した。1週間で延べ約270名が来場する盛況であった。海女研究センターに関係する教員、職員、人文学部の学生が写真展会場の内外で聞き取り調査を実施し、展示写真を通して波切の海女や社会・文化に関する貴重なデータを蓄積できた。その成果は、教員・職員、学生、地元住民が協働して報告書にまとめた。