活動の概要

韓国東義大学校・韓日海女研究所所長の劉亨淑教授を、三重大学の短期招聘外国人研究者プログラムを用いて招聘し、学術交流を進めた。劉教授は海女学講座、吉村助教開講の「海女から見る現代社会」で講師を勤めたほか、石鏡町でのワークショップ、海女漁村での現地調査にも熱心に参加した。また、韓日海女研究所が発行しているニュースレターに塚本、吉村が寄稿して、文化交流を進めた。

活動の成果

講座などを通して、日韓の海女観光の異同について様々な知見を得た。研究者間で随時韓国の海女の現状や研究動向に関して意見を交換し、情報を共有することができたほか、行政関係者と政策等に関わる意見交換の場もあり、今後の国際交流を進める上で、極めて有益であった。