三重大学

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活動概要伊勢志摩サテライト

鳥羽市景観審議会

 
代表者/

市町とのプロジェクト

活動の概要

鳥羽市景観審議会は、鳥羽市景観計画の運用(進行管理)について審議を行うものであり、審議会会長(浅野聡)と委員(大井隆弘)を務めた。

活動の成果

鳥羽市景観計画策定委員会の委員(委員長:浅野、委員:大井)として参画し専門家として景観計画策定の技術支援を行なってきたが、同計画は策定が終了し、2021年4月に正式に法定計画として発効することができた。景観計画には、2018年度から取り組んできた海女集落の景観調査の成果が反映され、景観上重要な地区(重点地区候補地区)として「漁村・海女集落地区」を位置づけることができており、景観審議会において同計画の運用(進行管理)について審議を行なった。

また、今後、海女集落の重点地区指定に向けた検討が具体化する予定であることに備えて、修士論文(No.1参照)として台風常襲圏における重点地区の景観形成基準の現状をテーマに先行的に取り組み、台風対策等に備える現代的な基準と歴史的風致の維持・形成に関する基準の両者に配慮した景観形成基準の在り方について調査分析を行なった。